株式会社 特発三協製作所に ズームイン!

片谷社長に聞いた会社モノがたり

代表取締役社長 片谷 勉(かたや つとむ)さん

企業POINT

株式会社 特発三協製作所が主に製作している薄板バネは、押さえる、抜けなくする、引っかけるなどの機能を持つ小さな金属部品で、自転車の変速機や自動車のモーターなど、身近なところで使われています。

会社の名前の由来を教えてください!

「特別な反発をするバネをつくる三兄弟」が協力して作った会社なので、「特発三協製作所」という会社名になりました。

「メイドインアマガサキ」でグランプリを受賞したんですね!

尼崎の知られざる優れた品や技術などを発掘するコンペ「メイドインアマガサキ」で、弊社の薄板バネが第 2 回グランプリを受賞。メディアに取り上げられ、新たな取引にもつながりました。

「ものづくり業界」に進むため、しておいたほうがいい勉強はありますか?

学校の勉強は全部できたほうがいいですが、中でも中学~高校までに習う理数系の勉強は必要です。バネを曲げるのに物理や数学のベクトルの知識を使いますし、表面にメッキを付けるような加工作業は化学の知識を使います。

社長になってからの苦難はありますか?

2008年のリーマンショックによる影響があったり、工場の引っ越しを余儀なくされたりといろいろありました。取引先に自動車業界の会社が多いので、車の売れ行きが悪くなると影響が出てしまいます。政府や銀行の助けもあり、立て直すことができました。

どのようなことを考えて人材を採用していますか?

会社の未来を見据え、「10年先のこと」を考えています。年齢の近い人ばかりを採用すると、一斉に抜けた途端に「チームが成り立たない」ということも起こります。営業なら約10歳差ごとに採用するなど、年齢や役割を考えて採用しています。

趣味は何ですか?

スキー、スノーボード、ボディーボード、サーフィンなどいろいろなスポーツをしています。 40歳を超えてくると体型も変わってくるので、全身を鍛えたいと思いトライアスロンを始めました。仕事終わりにプールに行ったり、自転車やランニングをしたり。フルマラソンにも挑戦しています。

製造業 > 金属製品製造業

株式会社 特発三協製作所

開発から量産まで行うバネ業界のオールラウンダー

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