前職でも、ものづくりに関わる仕事をしていました。新征テクニカルの会長と親が親戚で、それをきっかけに面接を受けたんです。前から溶接の仕事をしていて、いろいろな人を見ては少しずつ技術を盗んで学びました。ロボット操作は入社後が初めてで、慣れないうちは難しかったですね。それでも覚えていくのが楽しくて！おかげで仕事は楽になりましたよ。

夜間の学校へ通いながら、昼間は溶接の仕事をしていました。仕事がメインだったので仕事もしたいけれど、高校にも行っておいたほうがええのかなあと思って通いました。学校では年の違う人やいろんな人と知り合えて、友達もできてよかったし、今でもつながっています。助けたり、助けられたりするときがあるから、友達をたくさんつくっておくといいですよ。

最初はベテランの人と比べて自分は下手くそだと感じて、嫌になってしまって。でも、上手な人に近づきたい、教えられている以上は超えたいと毎日練習して頑張って。そうしたらほめられて、実際にできるようになって楽しくなりました。今は人に教える側になり、相手に伝わるように、自分が同じレベルだったときにどう感じたかを思い返しながら伝えています。

溶接、材料調達、図面を見て適切なサイズを決めるなど、さまざまなことを担当しています。溶接グループではグループ長を任され、責任感を強く持つようになりました。溶接から機械加工まで一貫して進める工程では、自分が触ったものが次の班に流れていきます。ですので、次の人が仕事をしやすい状態で渡していく、後のことを考えた作業を心掛けています。