株式会社 カワグチマック工業に ズームイン!

川口社長に聞いた会社モノがたり

代表取締役社長 川口 徹(かわぐち とおる)さん

企業POINT

株式会社 カワグチマック工業は、2019年に創業50年を迎えた歴史ある会社です。事業内容は、包装資材関連事業、請負事業、ディスプレイ事業の大きく3つに分けられます。

創業時からの変化について教えてください。

包装資材の販売と梱包作業の請負からスタートし、お客様のニーズに応えるかたちで段ボール製造やディスプレイ事業などが拡大していきました。

苦難を乗り越えたエピソードはありますか?

2008 年に起こったリーマンショックで景気が悪化しましたが、社員を1 人も解雇しませんでした。「社員とその家族の幸せを実現する」ことを大切にしており、会社と社員の絆は強いです。

ディスプレイ事業を始めたきっかけを教えてください。

紙資源を使ったディスプレイがヨーロッパで流行っていて、「うちの会社でもやりたいなぁ」と思い、ディプレイ事業を始めました。最近では、リモートワークに使える「1人用ブース」や、幼稚園・保育園向けの消毒用スプレー台など、社員のアイデアを生かした製品の開発も盛んに行っています。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

「お客様が求めているものをつくって、お客様のためになることをする」を大切にしています。複雑な形や1ミリ単位の調整も可能。オーダーメードでの梱包もできます。「段ボールと名の付くものなら何でもできる」と自負しています!

なぜスウェーデン製強化段ボールを使っているのですか?

テーブルやパネルといった大きな物もつくるので、安全のためにも「強くて反らない素材」が必要です。日本にも似たものがありますが、それほど強度もなく、反ってしまいます。間伐材を85%使っているこの強化段ボールは、強度があり接着剤などもよく研究されていて反りません。

休日はどのように過ごしていますか?

よく六甲山へ行きます。小学生のころにボーイスカウトをやっていたのでよく山登りをしていましたが、当時は「しんどいなぁ」と嫌々行っていました。大人になってからお客様と一緒に山登りをする機会があって、「景色もきれいだし気持ちいし、意外と楽しいかも」と思い、また山登りをするようになりました。

製造業 > パルプ・紙・紙加工品製造業

株式会社 カワグチマック工業

段ボールであらゆるモノをつくり出す紙の建築家

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