有限会社 寶屋遊亀は、昭和3年3月3日創業の老舗和菓子店です。親子3代にわたって店を継ぎ、2019年には創業91年を迎えました。「社会生活に貢献する・人様の命に貢献する」をモットーに、伝統的な和菓子だけでなく、時代に合わせた多様なお菓子を製造・販売しています。

寶屋遊亀のお菓子の名前にはつくり手の思いが込められています。

例えば、最中の「道縁」は、お茶や商談の席で心をつなぐきっかけとなり、得られた縁が深まるようにとの思いが込められています。1997年発売のどら焼き「神輿（みこし）」には、杭瀬熊野神社のお神輿を復活し、地域を盛り上げたいという願いが…。

しっとりした生地に瑞々しい北海道産粒あんが詰まった神輿は、今年販売累計100万個を突破！看板商品の１つとなりました。

日持ちしない商品は、期限を正直に伝え、理解を得た上で販売するなど、お客様を裏切らないのが信条です。

また、小学校での和菓子教室開催、トライやるウィークの受け入れ、高校生との商品開発、尼崎在住の著名人とのコラボ商品企画など、和の文化を絶やさないため、さまざまな角度からアプローチしています。

最近は海外での販売も視野に入れながら、「安心・安全・美味しい和のお菓子」を、より多くの人に楽しんでいただくため、日々活動しています。