淀川加工印刷 株式会社に ズームイン!

田中社長に聞いた会社モノがたり

代表取締役社長 田中 規貴(たなか のりたか)さん

企業POINT

淀川加工印刷 株式会社は、主に食品包装用フィルムの印刷加工を行っており、スーパーに並ぶ食パンや菓子パンをはじめ、コンビニのお手拭きなど、みなさんが普段の生活でよく目にするさまざまな包装袋を印刷加工しています。

社長になった経緯を教えてください。

おばが創業し、私が 3 代目として会社を受け継ぎました。子どものころからずっと「あんたがこの会社を継ぐんやで」と言われてきました。

雇用を増やすことで、地域に貢献しているんですね!

主軸である食品包装用フィルム印刷加工の売上を拡大し、雇用を増やすことで地域貢献につなげたいと考えています。新たな事業を推進する社内ベンチャー制度の設立も思案中です。

入社した経緯について教えてください。

自分でも「いつかは継ぐんやろな」とぼんやりですが考えていましたね。おばは仕事一筋の人でしたが、小さいころからよくかわいがってもらいました。親戚の中でも一人だけお年玉の額が違っていて(笑)業種の違う会社に就職した後、「そろそろ会社を手伝ってほしい」と声が掛かり、「出番が来た」という思いで入社を決めました。

若手にどのように技術を伝えているのでしょうか?

職場で実務を経験させながらさまざまなことを教えます。一人前になるまで3年ほど。先輩に付いてもらい、「次はこれをやってみようか」と段階を踏みながらしっかり学んでいきます。大型印刷機は一人ではなくチームで動かすので、連携が大切。チームの和が乱れるとミスにつながり、ロスが増える原因にもなります。技術を教えることに関しては、みんな慎重に進めています。

お客様の声に応えるための取り組みを教えてください

営業がお客様を訪問し、「何か困っていることはありませんか?」と伺い、「うちではこういうことができますよ」とPRしながら、さまざまな要望に応えています。営業マンは、きれいごとだけではなくときには意見しないといけない場面もあるのですが、本音が言える人ほどお客様との付き合いが長くなりますね。AIも発達していますが、最終的に「人と人」のつながりだなと感じています。

高校時代に打ち込んだことは何ですか?

小学生のころから野球が好きで、高校も野球部へ。ところが仲間が上級生と対立し、私以外全員辞めてしまったんです…。その後アメフト部へ転部したのですが、それも途中で辞めてしまって。大学では準硬式野球部に入り、もちろん一生懸命取り組みましたが、「野球なら甲子園、アメフトなら甲子園ボウル」みたいな目指す場所という意味では、表舞台に行けなかったという後悔があります。

製造業 > パッケージ印刷加工業

淀川加工印刷 株式会社

身近な食品のパッケージを印刷するスペシャリスト

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