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ワザカタログ制作裏話(Web版)

ワザカタログ プロジェクトの中心メンバーとして冊子Vol.1の企画・取材・記事作成まで行ってくれた大学生メンバー5人。

2019年8月から最短1カ月半、長いメンバーは2020年も継続してプロジェクトを引っ張ってくれています。
今回は取材が完了後の2019年12月に改めて全体を振り返り本音で語ってもらいました。


左から、立命館大学3回生 高橋 崚さん、和歌山大学2回生 松井 孝四郎さん、関西学院大学1回生 三宅 伸哉さん、関西学院大学2回生 西村 沙弥さん、大阪商業大学3回生 南部 拓哉さん

インターンを振り返って

松井 まず、三宅くんは夏休みでインターン期間は終わったけど、振り返って思うことはありますか。

三宅 取材前に、質問内容などの事前資料を準備するのが大変でした。でも、取材後は「やりきった!」という充実感があったので、それがインターンで一番やりがいを感じた部分かな。

高橋 三宅くんがいた時は準備の時間があって、みんなで一つの企業について入念に調べてから取材してたけど、最後は時間がなくて、だいぶ駆け足になってました。
電話をかける練習とかしてましたね(笑)

西村 緊張しました。何言ったらいいかわからないし、どんな返答が来るかわからないし。電話する人に会ったことがなかったから、表情が見えない分こわかったですね。

取材を体験して

南部 いろんな考えを持った人とお話できたんですけど、全員根っこにあるものって、自分の仕事が好きで誇りを持ってるってことだと感じました。
僕が行ったヨシウェルドカンパニーさんは、溶接が好きで溶接することに誇りを持っていて、旭建設さんは、小さな窓を直したりトイレを直したり、目立たないけど小さいことでもこだわり、誇りを持って仕事されてるなと思って、何をするにも好きっていう感情が一番大事何だなって思いました。やっぱり好きじゃないと物事って続かないと思うんで、そういう感情をこの先も大事に持って、自分が一番やりたいことをしようという考えをあらためて思わせてくれました。

松井 取材という形はとってるんですけど、大人の会話というか、考えを聞きに行ってるところがあっていろんなベクトルの考えを語ってくれるので、自分にとって勉強になりました。
ニッシンさんにインタビューで行ったら今の日本の技術とかいろんなことに対する情熱みたいなものを語ってくれたし、こういう技術はこういう考えでやってて、それのこの部分にすごく情熱感じるみたいなのは聞いてて楽しくて僕ってやっぱり理系好きなんだなって気付かされたし、栄水化学の松本社長にインタビューしたときは、教育について深い考えを持っていて、自分にも当てはまる部分があったから、それも新たな目標にもなったし、Sago New Material Guitarsさんっていう会社は、ギター作りの中でも特殊な作りなんで、厳しい業界なんですけど、いろんなとこに支えられて、今も会社があるって話が聞けて、僕はこれからは1人で生きていくしかないっていう考えが強いのに対して、やっぱり人とのつながりがないとどうしようもない部分がいっぱいあるやろなと教わることが多かったです。

自分が成長したと感じるところ

高橋 締め切りとか時間をちゃんと守ろうみたいなところがすごく意識として強くなったかなと思います。いつまでにはこれだけでは絶対やっとかなあかんなとか、記事書くのを11月末までに終わらせるんだったら、ひとまずここまでは進んどかなあかんなとか、意識するようになったかなと思います。
話す相手によって喋り方や、伝え方が違うのかなっていうのも感じました。高校生には難しい言葉は使わずに砕いて話さないといけないし、相手の意図を汲むことも学んだかなと思います。

三宅 インターンで最初から最後まで言われていたのが、人の気持ちを考えることで、最近は授業のグループディスカッションで視点を変えられるような質問とかを投げ入れることができるようなったことが成長だと思います。
みんなの意見が出なくなって、雰囲気をみて別視点から覗けるように「ここどう思いますかね」って言ったら、そこからまた意見がぱっと出るような体験ができました。

西村 私は元々グループワークが嫌いで、ワザカタログも最初はみんなでという形は嫌だったんです。
でも、コミュニケーションもとらないとなと頑張ってみると、やるにつれてちょっと楽しいなと思うことも増えてきて、インターンを始める前よりグループワークが楽しいと思えるようになってきました。そこがちょっと成長したかなと思うところです。

それぞれの今後について

高橋 大学ではできない「働いている大人」の価値観にふれられてよかったです。就活前にいい経験ができたなと思います。
社長さんにインタビューして価値観変わったし、自分の中で将来何になりたいか漠然と考えていたんですけど、企画とか、チームで物事を会議して考えたりとか、僕って人と話すの好きだったんだなと思えたんで、将来の可能性が広がったというか、自分の目指す方向が見えてきたのかなと思います。とにかく無事に就活を、この経験を生かして無双してきます(笑)

松井 これからどう生きていくかは、先に話したように自分の考えを持っていろんな環境に挑戦していくってことなんですけど、来年のワザカタログもお世話になるので、そっちも頑張って行こうと思います。

三宅 中小企業は良くも悪くも決まっていない、自分の道でいろいろ決められるからいいんだってことをtetote(有限会社 アゼイリア)の野村さんが言っているのを聞いてびっくりしました。ここに入ってくる前の印象としては大企業がすべてみたいな、偏見ですけど、思っていました。中小企業について知らなくて2、3人で会社ができることすら知らなかった。
大企業だけがすべてではなく、中小企業のよさもあって、大企業に行けない人が中小企業に流れるみたいな仕組みではないんだっていうのを学んだというか、視野が広がりました。
今後の就職とかすごく考えさせられました。将来は出版社というか、文章をつくる仕事がしたいんですけどワザカタログで取材に参加して、「こういう仕事をするんだな」「これに似た仕事をするんだな」という心構えができたと思います。

西村 これからもワザカタログに携わらせてもらうので、今後来るであろう人たちのサポートというか、裏方に回って、ワザカタログの認知度を上げていけるようにお手伝いできたらいいなと思っています。

南部 これから就活が始まるんですけど、とりあえず就活で良い知らせをできればいいなと考えていて、インターンをした経験を自分の将来したいこと、自分の好きなバスケの面白さを広めることに活かせたら良いなと思います。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

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