Sago New Material Guitarsの ログ

高校生がギター工場に潜入取材!

企業POINT

Sago New Material Guitarsは、エレキギター・エレキベースをフルオーダーで製造する会社です。フルオーダーとは、デザインから素材まで、お客様の要望に合わせ、世界に一本だけのギター・ベースをつくることです。そのため、まずはお客様がつくりたいギターのイメージを共有することから始めます。

社長にインタビュー

11月25日、高校生4名と尼崎市西立花町にあるSago New Material Guitarsのギター工場へ行ってきました。飾ってある多くのギターに高校生たちは興味津々!

高山社長とインタビューする高校生
壁には多くのギターやベースが

工場を見学しました

まず最初に、社長がギターの製造工程について説明してくれました。

ギター職人さん

木工体験をしました

次に工場内で木工体験させていただきました!木の板をやすりでひたすら削る作業だったのですが、このやすりで削る作業がギター作りの多くの時間を占めるらしく、日によっては一日中この作業を続ける日もあるそうです。

楽しそうに木工作業を体験する高校生たち

一対一で教えてくれる職人さん
笑顔で記念撮影

ザラザラだった木の板がツルツルになっていく様子が面白かったらしく、夢中でやすりを掛けていました。
社長をはじめ職人さん一人一人が親身になって対応する姿が印象的でした。

社長へインタビューしました

高山社長のインタビューは、社長の気さくな人柄が表れる温かい雰囲気で進みました。そのおかげで、高校生からは「家ではどんな音楽を聴きますか?」など率直な質問が飛び交い、インタビュー終了後も会話が盛り上がっていました。

実際にベースを使って説明している高山社長

高山社長:これは何の課題なん?
高校生:課題研究っていう授業で取材した内容をまとめてパワーポイントで発表するんですよ。
高山社長:最近の高校はすげーな、ちゃんとしてるな。発表会行こ。いつなん?

高山社長:松本さん(栄水化学 社長)のとこには高校生7人行ってるのにうちには4人しか来てないやん。そりゃ松本さんのとこに行った方がええわな(笑)。あの人儲かっとるからな(笑)。
高校生:わたしはここへめちゃくちゃ来たかったんですよ!
高山社長:なんかフォローしてもらって、ありがとう(笑)。おっさんが拗ね始めたゆーてな(笑)。

壁を作らない高山社長の人柄に、高校生たちも惹かれている様子でした。Sago New Material Guitarsの皆さん、ありがとうございました!

気さくな社長と楽しそうな高校生

高校生の感想

この工房ではフルオーダーメイド制をとっており、まずお客様の要望を聞くため5~6時間かけてヒアリングし、イメージ・構想をしてデザインを決めていくそうです。そこからやっと設計に入り、完成まで約2カ月かかるのですが、時間がかかる分、自分の欲しいギターが出来るんだろうなと思いました。

工房内ではやすり掛け作業も体験させていただき、細かい作業をしているんだなと感じました。私はギターを触ったこともなかったので、細かく話を聞きとても魅力的に感じました。

F.M

フルオーダーメイドと聞き驚きましたが、サカナクションやスピッツなど有名アーティストに使われていることを知り、身近にこんなすごい会社があったということに一番びっくりしました。髪の色や服装が自由だったり、社長と社員の距離が近かったりと、楽しそうに仕事をしている様子を見て、働きやすそうな会社だなと思いました。

木材を加工する際は機械ではなくやすりで削る作業がほとんど。丸一日やすり掛けするときもあるらしく、私にはできない仕事だと思いましたが、そこにこだわることによって、より良い製品をお客様に提供できるという考えが素晴らしいと思いました。実際にやすり掛けしてみて感じたのは「ゴールが見えない」ということです。一見ツルツルになっているのですが高山社長や社員の皆さんは「ここがダメ」とすぐに気付き、すごいなと思いました。高山さんは、面白く気さくな方でインタビューしやすかったですし、工房を見るのは初めてだったのでとても興味がわき楽しかったです。ギターを持っているので、また弾きたいなと思いました。

K.M

一つ一つオーダーメイドで、お客様の希望に沿った商品を手作りしており、お客様の要望を5~6時間かけてヒアリングし、思いを共有したうえで製作を進めていきます。

良い音が出るように作るのはとても難しいそうですが、その人に合ったものをきちんと作ることができるよう「なんでも作る」をモットーに日々努力しているそうです。

K.O

見学に行く前にホームページを見たことがあったのですが、改めてお話を聞くと、誰でも名前を聞いたことがあるような有名なアーティストのギターを作っていることがわかり、尼崎にそんなすごい会社があったんだと驚きました。

工房を見学させていただいた時、若い人ばかりで髪色とかも自由でびっくりしました。でも、仕事の内容を聞いてるうちに、技術や状態を見極める目、同じ作業を続ける根性が必要だと知り、すごいなと思いました。インタビューでは、高山さんが面白い方だったので色々なことを質問することができ、とても楽しかったです。

R.H

ライター:インターン生・松井

製造業 > 木材・木製品製造業

Sago New Material Guitars

オリジナリティあふれるギターで日本に、そして世界に衝撃を

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